Javascriptの設定を有効にしてください。お使いのブラウザはJavaScriptをサポートしていないか、JavaScriptの設定が無効になっています。このサイトでは、JavaScriptを使用しています。すべての機能をご利用希望の方は、JavaScriptを有効にしてください。 Chromeデベロッパーツールの使い方【初心者向け】 - COLOR CHIPS Webシステム・ITサービス コラム

L O A D I N G

Chromeデベロッパーツールの使い方【初心者向け】

  • Webシステム
  • Today I Learned

2026.05.13

執筆者

S.G.

Chromeデベロッパーツール(通称:DevTools)

Web開発をしていると「思った通りに動かない」「デザインが崩れている」といった問題に直面します。
そんな時に役立つのが、Chromeデベロッパーツール(通称:DevTools)です。

エンジニアとして働き始めて1年、このツールには何度も助けられてきました。最初は「難しそう」と思っていましたが、基本的な使い方を覚えるだけで開発効率が格段に上がります。
今回は、初心者の方でもすぐに使えるデベロッパーツールの基本機能を紹介します。

デベロッパーツールとは

Chromeデベロッパーツールは、Google Chromeに標準で搭載されている開発者向けのツールです。

特別なソフトウェアをインストールする必要はなく、Chromeさえあれば誰でも使えます。


◆ツールでできること

・Webページの構造(HTML)を確認する
・CSSをリアルタイムで編集する
・JavaScriptのエラーを調べる
・ネットワーク通信の状況を確認する
・ブラウザのストレージを確認、管理する


デベロッパーツールの開き方

01 キーボードショートカット
Windows:[F12]または[Ctrl + Shift + I]
Mac:[Command + Option + I]

02 右クリックメニュー
Webページ上で右クリックして、「検証」を選択します。

03 メニューから開く
Chromeの右上のメニュー(三点リーダー)→「その他のツール」→「デベロッパーツール」

どの方法でも同じツールが開きますが、私は方法1と2を使うことが多いです。

 

タブを使いこなす

Elementsタブ:HTMLとCSSを確認・編集

◆HTMLの構造を見る

Elementsタブでは、Webページを構成するHTMLの構造を確認できます。
画面左側にHTMLのコードがツリー状に表示されます。
どの要素がどこに配置されているのか、親子関係はどうなっているのか、一目で把握できます。

◆要素を選択する

左上の矢印アイコン(要素選択ツール)をクリックすると、ページ上の要素をマウスでクリックして選択できます。
「このボタンはどのHTMLで書かれているんだろう」と思ったとき、この機能を使えばすぐに該当のコードを見つけられます。

◆CSSをリアルタイムで編集

Elementsタブの右側には、選択した要素に適用されているCSSが表示されます。
ここで色・サイズ・余白などを直接編集できます。

例えば、[color: blue;]と書かれている部分をクリックして[color: red;]に変更すると、ページ上の色が即座に変わります。

「このボタンの色を変えたらどう見えるかな」「余白を広げたらどうなるかな」といった試行錯誤がリアルタイムでできるのが便利です。

ただし、ここでの変更は一時的なものなので、ページをリロードすると元に戻ります。
実際のコードを変更するわけではないので、気軽に試すことができます。

◆レイアウトの確認

要素を選択すると、余白(margin)、枠線(border)、内側の余白(padding)が色分けして表示されます。
「なぜこの要素が思った位置にないのか」「余白が広すぎるのはなぜか」といった疑問を視覚的に確認できます。


Console タブ:JavaScriptのエラーを確認

◆エラーメッセージを読む

JavaScriptでエラーが発生すると、Consoleタブに赤い文字でエラーメッセージが表示されます。

例えば、
[Uncaught ReferenceError: userName is not defined]
と表示されたら、[userName]という変数が定義されていないことがわかります。
エラーメッセージには、どのファイルの何行目でエラーが起きたかも表示されるので原因を特定しやすくなります。

◆JavaScriptを実行してみる

Consoleタブでは、その場でJavaScriptのコードを実行できます。
例えば、
[console.log("Hello");]
と入力してEnterキーを押すと、すぐに結果が表示されます。
変数の中身を確認したい時、関数が正しく動くか試したい時など、Consoleで手軽に検証できます。


Network タブ:通信の状況を確認

◆どんなファイルが読み込まれているか

Webページを開くと、HTMLだけでなく、CSS、JavaScript、画像など様々なファイルが読み込まれます。

Networkタブでは、これらのファイルが正しく読み込まれているかを確認できます。
赤い文字で表示されているファイルは、読み込みに失敗しています。

画像が表示されない、CSSが効いていないといった問題があるときは、Networkタブを確認すると原因がわかることが多いです。

◆APIの通信を確認

LaravelなどでAPIを使った開発をしているとき、「正しいデータが返ってきているか」を確認したい場合があります。

Networkタブで該当のリクエストをクリックすると、送信したデータ(Request)と受信したデータ(Response)を確認できます。
「データが取得できない」「おかしな値が返ってくる」といった問題を調べる際に非常に役立ちます。


Application タブ:ストレージの確認

◆Cookieやストレージの中身を見る

Applicationタブでは、Cookie、Local Storage、Session Storageなどがブラウザに保存されているデータを確認できます。

ログイン機能を作っているときに「ちゃんとCookieが保存されているか」「セッションが切れていないか」をチェックするのに使います。

不要なデータを削除することもできるので、「ログアウトしたのにデータが残っている」といった問題を解決する時にも便利です。

 

使うから、使いこなす

実際の使用例

◆CSSが思った通りに効かない時

「背景色を変えたのに反映されない」というときに、Elementsタブで該当の要素を確認します。
すると、自分が書いたCSSが別のCSSで上書きされていることがわかりました。
どのCSSが優先されているかを確認することで、問題を解決できます。

◆JavaScriptのエラーを調べる時

「ボタンをクリックしても動かない」というときに、Consoleタブを確認すると[Uncaught TypeError: Cannot read property 'value' of null]というエラーが出ていました。
このエラーメッセージから、存在しない要素にアクセスしようとしていることがわかり、コードを修正できました。

◆APIからデータが取得できない時

「データベースからデータを取得する処理がうまくいかない」というとき、Networkタブで通信内容を確認すると、ステータスコードが500(サーバーエラー)になっていました。
Responseを見ると、エラーの詳細が表示されており、SQLの書き方が間違っていることがわかりました。


使いこなすコツ

◆まずはElementsとConsoleから

デベロッパーツールには多くの機能がありますが、最初はElementsタブとConsoleタブの使い方を覚えるだけで十分だと考えています。この2つだけでも多くの問題を解決できます。

◆エラーメッセージを恐れない

赤い文字でエラーが表示されると、最初は怖く感じるかもしれません。
でも、エラーメッセージは「何が問題か」を教えてくれる大切なヒントです。
丁寧に読めば、なにが原因なのかがわかることが多いです。

◆変更は一時的なので安心して試せる

デベロッパーツールで行った変更はページをリロードすると元に戻ります。
実際のファイルを変更しているわけではないので、安心して色々試すことができます。


総括・まとめ

Chrome デベロッパーツールは、Web開発に欠かせないツールです。
最初は機能が多くて戸惑うかもしれませんが、基本的な使い方を覚えるだけで開発効率が大きく変わります。
・Elementsタブ
 HTMLとCSSの確認・編集
・Consoleタブ
 JavaScriptのエラー確認・コード実行
・Networkタブ
 通信の確認
・Applicationタブ
 ストレージの確認

これらの基本機能を使いこなすことで、「なぜ動かないのか」を自分で調べて解決できるようになります。

エラーが出たとき、デザインが崩れたとき、まずはデベロッパーツールを開いてみてください。きっと、問題解決のヒントが見つかるはずです!

この記事に関連するColorChipsのサービス

BUSINESS

システム開発

業務効率化の答えはここに。
下町が誇る業務システムソリューション

COLOR CHIPS のWebシステム開発部では、業務効率化やDX推進を支援するシステムの受託開発を行っています。業務フローの見える化やシステム導入支援、運用まで一貫して対応し、企業ごとの課題に合わせた最適なソリューションを提供しています。

VIEW MORE

ITサービス

お客様のシステム運用をサポートし、
長期安定稼動のお手伝いをします

COLOR CHIPS の技術者がお客様の社内に常駐し、お客様システムの監視や運用などの各種サポート業務を行います。
お客様の社内で密接な関係を築きながら業務を行うことでより迅速に、かつご要望に添ったサービスをご提供しています。

技術開発

COLOR CHIPS 先端技術開発ラボ
先端技術で業務をより効率的に!

COLOR CHIPS の研究開発部門は、AI解析、クラウド/スマホアプリ開発、IoT・ウェアラブル機器など、多岐にわたる先端技術に挑戦するラボです。知識と好奇心を武器に、新たなソリューション創出を目指し、未来を切り拓く技術革新に取り組んでいます。

VIEW MORE

オリジナルデザイン時計

NEW COLORS
オリジナル腕時計製作について

NEW COLORSは、20年以上の実績を持つオリジナル腕時計製作の専門ブランドです。卒業記念品や周年記念、ノベルティ、OEMまで目的に応じたデザイン・仕様で対応。初心者でも安心の制作サポートや、ペットの写真から作る「うちの仔オリジナルクロック」など、心に残る記念品づくりをお手伝いします。

VIEW MORE

お問い合わせ
CONTACT

記事にある技術に関するお問い合わせなどは
こちらのフォームからおねがいいたします。

TOP