Javascriptの設定を有効にしてください。お使いのブラウザはJavaScriptをサポートしていないか、JavaScriptの設定が無効になっています。このサイトでは、JavaScriptを使用しています。すべての機能をご利用希望の方は、JavaScriptを有効にしてください。 とりあえずExcelで破綻する現場の構造的問題 - COLOR CHIPS Webシステム・ITサービス コラム

L O A D I N G

とりあえずExcelで破綻する現場の構造的問題

  • ITサービス
  • エンジニアリング・エッセンス

2026.08.18

執筆者

R.T.

Excel方眼紙という皮肉

表題の様にIT業界では「Excel方眼紙」という言葉がネタのように扱われることがあります。

しかし、
実際にはExcelを使っていること自体が問題なのではなく、「本来別の方法で管理すべきものまでExcelに押し込んでいる」ことが、現場の非効率化につながっているケースが少なくありません。

この様な実態からも「Excel方眼紙」とは皮肉として使われており、この言い方は、たいてい次のような不平や不満が込められていたりします。
・表なのに構造化されていない
・修正しにくい
・再利用しにくい
・引き継ぎしにくい
・見た目優先で中身が扱いづらい

つまり、
Excelで作る必要が薄いのに、無理やり紙のレイアウトを再現しているという批判です。
そのため、
ITや業務改善の文脈では、非効率な資料作成の象徴として語られやすいです。

特にSESや受託開発の現場では、管理コストや既存文化の影響から、「とりあえずExcelで管理」が積み重なりやすい傾向があります。

新しいツールを導入するには教育コストや運用変更が必要になるため、忙しい現場ほど“今のやり方を維持する”方向へ流れやすいのです。


Excel至上主義による弊害発生

その結果、
設計書、進捗管理、課題管理、テスト管理など、さまざまな情報が複数のExcelファイルに分散され、「最新版が分からない」「修正漏れが起きる」「誰が更新したのか不明」といった問題が発生します。

さらに、
長年使われ続けたシートほど属人化しやすく、「このセルは触るな」「このマクロは壊れるから注意」といった独自ルールが増えていきます。

新しく参画した人が、まずExcel運用を覚えるところから始まる現場も珍しくありません。

 

未経験エンジニアの苦戦

現場特有のルール

特に未経験から入ったエンジニアは、技術以前に“現場ルール”で苦戦することがあります。
例えば、
・どのファイルが最新なのか分からない
・フォルダ構成が複雑すぎる
・命名規則が統一されていない
・引き継ぎが口頭ベース

こうした状態では、単純な作業でも確認工数が増え、ミスも起こりやすくなります。

本来なら学習や開発へ使うべき時間が、「情報探し」で消えてしまうのです。


情報共有のための労力とコスト

また、Excel中心の現場では、情報共有コストが高くなりやすい特徴もあります。

現在の開発現場では、Git、Jira、Backlog、Notionなど、履歴管理や共同編集を前提としたツールが普及しています。

しかしExcel主体の運用では、メール添付やローカル保存文化が残っていることも多く、「必要な情報を探すだけで時間がかかる」という状況が発生しがちです。

結果として、コミュニケーションの行き違いや認識ズレも増えていきます。

もちろん、Excel自体は優秀なツールですので、小規模な管理や一時的な整理では非常に便利ですし、完全になくなることは今後もないでしょう。

問題なのは、「Excelしか選択肢がない状態」です。
逆に言えば、現場改善のポイントもそこにあります。

例えば、
・共有管理をGitやクラウドツールへ移行する
・課題管理を専用ツールへ分離する
・マクロ依存を減らして運用を標準化する
・ドキュメントを検索しやすい形へ整理する

こうした改善を少しずつ進めるだけでも、現場負荷はかなり変わります。


Excel至上主義からの脱却

実際、
最近は「全部Excelで管理」から脱却しようとする企業も増えてきています。

特に若いエンジニアが多い現場ほど、情報共有や自動化への意識が高く、改善サイクルが回りやすい傾向があります。

未経験からIT業界へ入る人は、「どんな技術を使っているか」だけでなく、「どうやって情報管理しているか」も見ると、現場の成熟度が見えやすくなります。

管理が整理されている現場ほど教育もしやすく、コミュニケーションコストも低くなります。
逆に、
Excel運用の状態を見るだけでも、その現場が改善を続けられる組織なのか、惰性で回っている組織なのかが意外と見えてくるものです。

BUSINESS

システム開発

業務効率化の答えはここに。
下町が誇る業務システムソリューション

COLOR CHIPS のWebシステム開発部では、業務効率化やDX推進を支援するシステムの受託開発を行っています。業務フローの見える化やシステム導入支援、運用まで一貫して対応し、企業ごとの課題に合わせた最適なソリューションを提供しています。

VIEW MORE

ITサービス

お客様のシステム運用をサポートし、
長期安定稼動のお手伝いをします

COLOR CHIPS の技術者がお客様の社内に常駐し、お客様システムの監視や運用などの各種サポート業務を行います。
お客様の社内で密接な関係を築きながら業務を行うことでより迅速に、かつご要望に添ったサービスをご提供しています。

技術開発

COLOR CHIPS 先端技術開発ラボ
先端技術で業務をより効率的に!

COLOR CHIPS の研究開発部門は、AI解析、クラウド/スマホアプリ開発、IoT・ウェアラブル機器など、多岐にわたる先端技術に挑戦するラボです。知識と好奇心を武器に、新たなソリューション創出を目指し、未来を切り拓く技術革新に取り組んでいます。

VIEW MORE

オリジナルデザイン時計

NEW COLORS
オリジナル腕時計製作について

NEW COLORSは、20年以上の実績を持つオリジナル腕時計製作の専門ブランドです。卒業記念品や周年記念、ノベルティ、OEMまで目的に応じたデザイン・仕様で対応。初心者でも安心の制作サポートや、ペットの写真から作る「うちの仔オリジナルクロック」など、心に残る記念品づくりをお手伝いします。

VIEW MORE

お問い合わせ
CONTACT

記事にある技術に関するお問い合わせなどは
こちらのフォームからおねがいいたします。

TOP