
執筆者
M.T.
リニューアル案件で感じたこと

リニューアル開発
私自身のシステムリニューアルとは、ビジネスニーズに合わせた最新の技術や機能全面的に刷新するという認識を持っておりました。
機能追加や修正のみにとどまらず、システムの根本的な構造や要件を見直すことで、より効率的で最新的なシステムへと生まれ変わらせる取り組みを指していくことだとして、緊張と楽しさの両面をもって臨んでいく気持ちでした。
そして、会員登録からマイページにかけてのリニューアル案件の担当としての開発と対応が始まりました。
今回のリニューアル案件ですが、見た目のデザインだけでなく裏側のデータ構造も少し見直す必要がある、私が担当する中でもわりと大きめの要件だと感じています。
未確定の部分
デザイン自体はクライアント様からご要望含めて大体の内容や要件が提示されていて、方向性は決まっていました。
ただ、「データをどう持たせるか」や「どのページでどんな値を扱うか」といった詳細部分まではまだ確定していなかったので、弊社チームとして進められるところから開発を行っていき少しずつ実装を進めていました。
要件が固まって見えてきた難しさ

データ構造
開発が進んでいくうちに、全体の要件がほぼ固まってきて、ようやく全体像が見えてきたのですが、その中で私自身が開発や確認の中で、「もう少しこうしておけばよかったな」と思う部分がいくつか出てきました。
特に感じたのは、データ構造の設計に関する部分です。
ページごとにデータを分けて扱っていたのですが、実際にはそれらが密接に関係している部分も多くて、結果的に「関連しているのに別々のデータとして扱ってしまった」ことが後々大変になりました。
➤もし最初の段階で「ここは多分つながるだろう」と仮でも意識してデータ構造を考えていれば、もう少しスムーズに進められたかもしれません。
プログラムやシステムの効率的なデータ利用のために、データを特定の形式で整理・構造化する方法としてのデータ構造を意識することで、データの整理、操作、保管が効率的に行えるようになるということを思い出しました。
設計を「意識する」こと
普段、簡単なデータ構造を考えることはあるのですが、設計に関してはまだ経験が浅く、今回改めて「完璧に」じゃなくて、「設計をきちんと考える・意識することの大切さ」を感じました。
・要件の不確定性
すべての要件が最初から固まっているわけではありません
・関連性の意識
「ここは関係しそう」「一緒に扱う可能性がある」といった部分を早めに意識しておく
・実装負担の軽減
後の実装の負担がだいぶ変わる
➤どのようなシステムを作るのか、その仕様や機能、構造などを具体的に決めるシステム設計書が、その後の開発作業の基盤となるのだと改めて実感することになりました。
今回の学び
今回の経験を通して感じたのは、「要件が固まっていない状態でも、関連を意識してデータ構造を考えることの大切さ」です。
◆完全に要件が固まっていなくても、関連を想定しておく
◆仮の構造でもいいから、最初に全体を意識する
◆設計は完璧にできなくても、意識するだけで結果が変わる
まだ設計の経験は浅いですが、こういう試行錯誤を実践と学習を通して少しずつ"設計の勘"を掴んでいけたらいいなと思っています。
開発チームの皆さんや先輩、上司の力をお借りしながら成功と失敗を繰り返しているところです。
記載の内容含めてそれらを貴重な学びと経験として将来に繋げていきたいと思います。
そしてそれらが経年となり実力となりより高度な開発を行っていけるWebシステム開発エンジニアになっていきたいと改めて感じました。













