
執筆者
M.N.
エンジニア転職への道のり

ロジックを理解する楽しさからエンジニアへ
今回は技術的な話ではなく、未経験からエンジニアに転職した理由のひとつについて話してみようと思います。
文系の私大を卒業後、ドラッグストアに新卒で入社し、4年間ほど接客や医薬品の説明業務などをしていました。
新卒で就職活動をしていた際は、正社員として生活に困らない程度であれば問題ないかな、というくらいのスタンスで仕事を探していました。
ドラッグストア業界に入社したのも、医薬品の資格が取得できるので食い扶持に困らなそう、接客はバイトでやったことがあるのでイメージがしやすかったなどの理由です。
ただ、
入社して薬や身体の構造についての勉強を進めるうちに、物事がどういう仕組みで動いているのかを分かっていくことに楽しさを見出すようになりました。
この「ロジックを深堀りして理解することが楽しい」というところが、後々エンジニアを目指すきっかけとなりました。
前職は、システムを使う立場

前職のシステムへの理解
前職は全国的に展開しているドラッグストアチェーンだったため、当然レジや発注、勤怠管理などはシステム化されていました。
ただ、前職の会社もシステム移行の過渡期だったこともあり、使い勝手が良くないと感じる面が多々ありました。
もちろん当時はシステム側の仕事をしているわけでは無かったのでそれぞれ事情があるのかとは思いますが、当時思っていたことを上げていってみたいと思います。
レジの割引計算ロジック
「○%割引」というようなクーポンはどこにでもあると思います。
ただ、割引の計算というのは単純なようで意外な落とし穴があります。
例えば、
181円の商品を10個購入し、全品15%引きのクーポンを使ったとします。
この例の場合の計算方法は2通りです。
・計算方法 1
181円×0.85=153.85円→四捨五入で154円→154円×10個で1540円
・計算方法 2
181円×10個×0.85=1538.5円→四捨五入で1539円
計算方法によって、1円ではありますが誤差が生じます。
使用していたPOSシステムでは計算方法が統一されていませんでした。
そのため、商品1個ずつに割引を適用した場合と全てレジを通してから割引を適用した場合で、会計に差異が出てしまうため、たまに問い合わせがありました。
どうすればよかったのか?
➤全てレジを通してからの割引ロジックでも、内部的には商品1個ずつに割引を適用したロジックを用いるべきだと考えていました。
閉店セール時の価格マスタ変更
商品の価格というのは、想像になりますが立地や需要によってそれぞれの店舗で設定されている価格マスタが存在しているのではないでしょうか。
通常のセール時には別途セール対象製品ごとにセール価格を設定することで商品の価格が変わるようになっていました。
しかし、閉店セール時の要件は「全品10%割引」というものでした。
その実現方法として、店舗の元の価格マスタを変更してしまいました。
セール価格マスタに全品のセール価格を設定するのが手間だったのだとは思いますが、それによって下記の弊害がありました。
・弊害 1
マスタを変更しているので、自動出力の値札が割引後の価格になってしまう
・弊害2
マスタを変更しているので、レシートへの記載が割引後の価格になってしまう(10%割引と記載されない)
また、元のマスタを変更してしまうと元値がわからなくなってしまいます。
そのため、「この商品の元値いくらだったのか?」という問い合わせ対応に難儀しました。
どうすればよかったのか?
➤店舗ごとの個別対応となって手間でも、きちんとセール価格マスタに価格設定をする。もしくは、レジにて一括で10%割引にするべきだと考えていました。
システムを作る側の今

使う側・作る側
前職でのこういったシステム的なエピソードは枚挙に暇がありませんが、逆に言うとシステム上の課題を見つけて解決策を考える、というのを自分が自然とやっていることに思い至りました。
転職に至った理由は諸々あるのですが、こういったことからエンジニアになろうと思い立ち、4か月のプログラミングスクールでのカリキュラムの受講後、ご縁がありカラーチップスに入社しました。
システムを作る側に立つと、作る側の事情が見えてくることもありましたが、システムはあくまでも使う人にとって使いやすい、わかりやすいものであるべきだと思います。
使う側の目線を忘れずに、システムを作っていきたいと思います。













