
執筆者
Y.I.
インフラエンジニアとは、スマホやパソコンで使うサービスを支える「土台」を作る仕事のことです。
たとえば、LINEやYouTube、ネットショッピング、SNSなど、日常的に利用しているさまざまなサービスがあります。
それらがスムーズに動くのは、目に見えない裏側でインフラの仕組みがしっかり働いているからです。
ITの世界で使われる言葉での「インフラ」とは、サービスの基盤を意味します
インフラエンジニアはこれらのシステムを設計し、構築し、安定して動かし続ける役割を担っています。
・サーバー
データを保存・処理する中核システム
・ネットワーク
情報をやり取りする通信経路
・データベース
大量の情報を管理する仕組み
・セキュリティ
システムを守る防御機能
アプリやWebサイトが建物なら、インフラはその建物を支える地盤や配管のようなものです。

どんなに立派な建物でも、土台が不安定だったら安心して暮らせませんよね。
同じように、インフラがしっかりしていなければ、サービスはスムーズに利用できません。
インフラエンジニアの仕事は主に4つの段階に分かれています。
まずは「設計」です
ここで、どんなサーバーやネットワークを使い、どう守るかを考えます。
アクセスが増えたときの対応や、トラブルが起きたときの対策も計画します。
この設計はサービスの規模や目的によって大きく変わるため、細かい調整が求められます。
設計段階のポイント
将来の拡張性やトラブル時の対応策を事前に考えることで、安定したシステムの基盤を作ります。
次に「構築」です
設計図をもとに実際にシステムを作り上げていきます。
物理的なサーバーを設置してネットワークを組み立てる場合もあれば、クラウドサービスを活用する場合もあります。
・クラウド インターネット上のサーバーを利用する仕組みで、必要に応じて容量を増やせる柔軟さが特徴です。
・オンプレミス 自社設備で直接機器を管理し、高い制御性を確保する方法も使われています。
また、構築作業では効率化のために自動化ツールを使うことも多くなっています。
設定やデプロイの手順を自動で行うことで、ミスを減らし、作業時間を大幅に短縮できます。
こうしたツールの活用により、迅速かつ正確にシステムを立ち上げることが求められています。
3つ目の段階は「運用・監視」です
これは、システムが正常に動いているかを毎日チェックする仕事です。
運用・監視の役割
・サーバーが止まっていないか
・通信がスムーズに行われているか
・エラーが出ていないかを確認
トラブルがあればすぐに対応し、サービスが止まらないように努めます。
監視には専用のツールが使われ、アラートが発生した場合には迅速な連絡と対処が必要です。
最後は「保守・改善」です
システムの安全性や性能を維持し、よりよくするためのメンテナンスを行います。
ソフトのアップデートやセキュリティの強化、必要に応じてシステムの見直しも行います。
こうした作業を通じて、長期間安定してサービスを提供できるようにします。
また、新しい技術の導入や効率化のための改善提案をすることも、保守・改善の重要な仕事です。
インフラエンジニアの仕事は普段は目立ちませんが、私たちの生活を支えるとても重要な役割です。

たとえば、ネットショップのページが開かないと買い物ができませんし、動画が途中で止まったら不快ですよね。
そうしたトラブルを防ぎ、快適に使える環境を整えているのがインフラエンジニアなのです。
働くときはチームで協力しながら進めることが多いです。
サーバーの担当、ネットワークの担当、セキュリティの担当など、得意分野によって役割が分かれています。
未経験で入った場合は、まず簡単なチェック作業やマニュアルに沿ったサポート業務から始めることが多いです。
こうしたサポート業務は地味に見えますが、現場を理解し、トラブルに早く気づくための大事な経験になります。
また、コミュニケーション能力も重要で、チーム内や他部署との連携がスムーズに進むよう気を配ることも必要です。
仕事を始めたばかりの頃は、わからないことが多く不安を感じるかもしれません。
とはいえ、現場では先輩エンジニアが近くで見守り、アドバイスをくれます。
実際に仕事をこなしながら学ぶことが多く、自分のペースで知識やスキルを少しずつ積み上げていけます。
ITの技術は日々進歩しており、新しい知識を身につけ続ける姿勢が求められます。
特にクラウド技術の普及で、従来のサーバー管理に加えて自動化や効率化を進める役割も増えています。
最新の技術に触れながら仕事ができるので、常にスキルアップが期待できます。
未経験から挑戦しやすく、安定した仕事として人気が高まっているのがインフラエンジニアです。

誰かの役に立つ実感を持ちながら、ITの世界で長く活躍できる職業です。
経験を積むことで、システム全体を最適化し、トラブルを未然に防ぐ仕事へとステップアップも可能です。
インフラエンジニアは、
・ネットワークエンジニア
・サーバーエンジニア
・データベースエンジニア
・クラウドエンジニア
・セキュリティーエンジニア
と幅広分野領域での仕事となるため、専門性を持つことでより価値の高い人材になれるでしょう。
毎日使っているネットやアプリの裏側を支えるやりがいある仕事に、ぜひ一歩踏み出してみてください。













