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モチベーションの源としてみるSF作品

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2026.01.16

ITサービス部メンバー01のイメージ

執筆者

M.O.

アニメに登場する秘密道具

私は幼いころからSF小説が好きです
ジャンルの定義を細かく理解しているかはわかりませんが、「未到達の技術が既に実現している世界を空想した話」と考えて大まかに間違っていないのではないでしょうか。
この未到達の技術が実現している世界に対して、「いいなぁ」、「おもしろいなぁ」、と思ったり、未到達ながらもその技術の発展先としてあり得るものとして感じ、感心やある種の恐怖を覚えるというのが、SF作品の面白い点と言える点でしょう。

皆さんにもなじみのあるようなことで言えば、ドラえもんの秘密道具にあこがれや、ドラえもんがいる21世紀を想像することもその一つです。一方で、タイムマシンの存在によって、時間犯罪者という存在や、それを監視するタイムパトロールという存在がいるというのが、ドラえもんにおいて感心・恐怖といった気持ちが生まれる設定かなと思います。


作品の楽しみ方

第一の楽しみ方
単純に話の面白さで見ることも、第一としてとても良いと思います。

第二の楽しみ方
それは、現実の世界からの技術考証をしてみるということです。作品内で既に深く練られていることで、これも含めて感心することもありますが、さらに細かいステップをどのように踏んだか考えると、より感心させられることがあるかと思います。

➤繰り返し例に出してしまいますが、21世紀にドラえもんができるにはどうすればいいんでしょうか。
あと100年は切っているわけですし、21世紀末と仮定した場合でも200年は無いわけです。
忠実度合いはさておいて、ガワの部分だけなら案外間に合うかもしれません。
しかし、昨今ヨーロッパ等で起きていることを鑑みたときに、自律思考するAIが量産されるような世界が来るには、主に法整備の面で多くの課題があるように思えます。

 

アニメの仮想空間

例えば、
「ソードアートオンライン」や「攻殻機動隊」といったアニメ作品内においては、"自身の思考を仮想空間へダイブさせる"という描写が出てきます。当然これは、魔法や超能力といった手段ではなく、その作品における時代では、実現が可能な技術として描かれているわけです。

これは非常に難しそうですね。「人間の思考を仮想空間に移す」わけですから、脳から発せられる信号(シナプス?)を、すべて機械で扱える、すなわちデジタルな0と1の信号に変換することが求められそうです。

また、仮想空間への投影をより違和感の無いものにするには、この変換は一瞬と呼べるほどの速度で、かつ途切れることは無い必要もあるわけです。


実現の時期は?
Geminiに聞いてみたところ、
ソードアートオンラインは2022年で、攻殻機動隊は2029~2045年頃が舞台とのことです。
なるほど、残念ながら現実の発展レベルが追い付いていないようですね。


別の世界の考察
さて、続いて考えてみたい作品は、私の好きな映画「マイノリティ・リポート」(2002年)です。トム・クルーズとコリン・ファレルが出演する、近未来のSF作品です。
次のコンテンツでは映画の世界と私の考察をお話させて頂きます。

 

映画の世界

あらすじ
映画「マイノリティ・リポート」(2002年)
殺人予知システムが実用化された近未来。予知された殺人犯は、未来犯罪者として未然に逮捕される。システム導入から6年が経過した2054年のワシントンD.C.では、殺人事件の発生率が0%になったと報告されていた。システムは予知能力を持った3人によって動かされており、システムを利用する警察機関で働く主人公がある男を殺害するという予知をシステムから通知される。何者かの罠であることを感じた主人公は、都市のシステムをかいくぐりながら、事件の真相を追っていくのであった。

ざっくりとこんな感じでしょうか。
この作品は、前述の作品群と異なる面白味を持っています。Wikipediaからの抜粋では、以下のようなことです。

"本作は「近未来の代名詞」として「『マイノリティ・リポート』の時代が近づいている」「リアル『マイノリティ・リポート』」といったような使われ方もされている。"
つまり、2002年当時の作品内で"2054年"に存在する技術として描写されているものが、現在既に一部実現しているということなのです。


実現した未来技術

◆ジェスチャーインターフェース
主人公が透明なディスプレイを前にして、手や指の動きで情報を操作するシーンは、この映画を象徴するものです。現実では、Apple Vision ProをはじめとしたVR・ARデバイスや、Kinectのようなゲーム用デバイスなどで、ジェスチャー認識技術が実用化されています。

◆パーソナライズ広告と顔認識技術
作中では、街中の広告が通行人の網膜スキャン(顔認識)を行い、その人の好みや過去の購買履歴に基づいた広告を大画面に表示します。これは、現在のウェブサイトやSNSで一般的な、ユーザーの閲覧履歴や検索履歴を元に表示されるパーソナライズ広告の概念と非常に似ています。

◆AIアシスタント
映画の冒頭では、家庭内の音声認識システムが主人公に話しかけてくるシーンがあります。これは、GoogleアシスタントやAmazon AlexaといったAI音声アシスタントの先駆けともいえる描写です。

➤作品のテーマは、単純な技術発展後の世界を描くというだけではなく、それを取り巻く政治や法整備、メディアとプライバシーの要素が強いと感じます。優れた技術が見つかったとき、それをどう活かすかを考えさせられるような、今でも色褪せない味わい深い作品ではないかと思います。

 

大義名分!

今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。SF作品という未来の空想に対して、あこがれを抱いたり感心する気持ちこそが、ITエンジニアが日々の業務をこなし、会社や世間へ貢献することへのモチベーション維持の一助になる。と私は思っていますし、また、フィクションから得たインスピレーションを空想と切り捨てず、次の何かに繋げることが、SFとの素敵な付き合い方だと私は思うのです。


さて、これで大義名分ができました
前述の通り、『ITエンジニアが日々の業務をこなし、会社や世間へ貢献することへのモチベーション維持の一助になる。』のためにも、
今後も自分なりにSF作品と仕事を絡めつつ、密かにおすすめのSF作品を広める場にしていこうと思います!

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