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これってどういう意味?頻出IT用語の由来10選

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2026.01.05

執筆者

T.A.

普段使うIT用語、由来を知っていますか?

IT用語の由来

普段私たちはパソコンやスマホを利用する際、たくさんのIT用語を使用しています。どういう意味であったり、何を指しているのか、というのは何となく理解できていても、「どうしてこんな名前になったのだろう?」といった名前の由来までは知らない用語ってありませんか?

クスっと笑える名前の由来

ITの世界には、思わずクスっと笑ってしまうような名前の由来がたくさん隠れています。今回はその中から、個人的に気になった用語から10個、"名前の理由"を紹介します。

 

1. Git(ギット)

ソースコードやその他のファイルの変更履歴を記録・管理する「分散型バージョン管理システム」です。プログラマーの間では必須といわれるほどのこのツールですが、その「Git」は英語のスラングでなんと「バカ」「間抜け」といった意味。
ではなぜこのGitを名付けたかというと、ことの発端はGitの製作者であるリーナス・トーバルズさんが以前に作成したLinuxに関係します。このLinuxですが、自身の名前にちなんだ名前を付けるようリーナス氏が強要されたらしいのです。

こういった経緯があり、皮肉を込めた自虐ネタで「自分はひねくれ者だから、この名前にした」とのこと。当時の空気を感じるエピソードですね。

 

2. Ping(ピン)

2. Ping(ピン)は、
おもにネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンドです。エンジニアならよく使用するコマンドですね。
・潜水艦のソナー音
海の中の潜水艦が出す「ピン!」という音

・音の反射
音を出して跳ね返ってくるかどうかで相手の場所を確認

・ネットワーク確認
仕組みが似ているため、この名前に

この元になっているのは、海の中の潜水艦が出す「ピン!」というソナー音とのこと。音を出して跳ね返ってくるかどうかで相手の場所を確かめる仕組みが、ネットの確認方法と似ているため、この名前になりました。

 

3. Java(ジャバ)

1995年にSun Microsystems(現在はOracle社)が開発した、オブジェクト指向のプログラミング言語です。プログラミング言語としてはとても有名です。
そのJavaですが、もともとは「Oak(オーク)」という名前でした。しかし、別の会社の名前とかぶるとのことで使えなくなってしまい、会議中に飲んでいた"ジャワ島のコーヒー"から「Java」に決まったとのこと。

 

4. Python(パイソン)

1991年にグイド・ヴァン・ロッサムにより開発されたプログラミング言語です。こちらもプログラミング言語としてはとても有名ですね。
・名前の由来
イギリスのコメディ番組「Monty Python(モンティ・パイソン)」

・開発者の想い
作成者のグイドさんがこの番組の大ファン

・コンセプト
「楽しく使える言語にしたい」と思って名付けた

こちらの名前の由来ですが、なんとイギリスのコメディ番組「Monty Python(モンティ・パイソン)」。というのも作成者のグイドさんがこの番組の大ファンで、「楽しく使える言語にしたい」と思って名付けたとのことです。想像もしてなかったところからの由来でなんとも興味深いです。

 

5. Cookie(クッキー)

Webサイトにアクセスしたユーザーに関する情報を保存する仕組み。ブラウザの設定に触れる時に目にしたことがある人は多いと思います。
でも、「なぜお菓子のクッキー?」と思いますよね。
これは昔からある、ユーザーとプログラムがやりとりする際に一時的に使われる「magic cookie(魔法のクッキー)」といったコンピューター用語が元となったそうです。
より親しみやすい名前、というイメージからこの名前が付けられたそうです。

 

6. Bug(バグ)

プログラムの欠陥を指す言葉で、意図しない動作やエラーを引き起こす原因のことです。"バグった"とよく聞きますね。
1947年:コンピュータ「Mark II」が故障
  ↓
原因調査
点検したところ、蛾が挟まっているのを発見
  ↓
用語の誕生
この出来事をきっかけに「バグ」と呼ぶ習慣が広まった

このBugですが、ことの発端は1947年、当時のコンピュータ「Mark II」が故障した際に原因を調べようと点検したところ、蛾が挟まっているのを発見したことから始まります。この蛾がコンピュータの回路を停止していた出来事をきっかけに、コンピュータの不具合を「バグ」と呼ぶ習慣が広まったとのことです。
とはいえ、「バグ」という言葉自体は事件以前から存在していたことが確認されており、当時は機械や電気システムに起こる問題全般を指す言葉といった記録もあります。それでも、「蛾事件」以降はこの影響を大きく受け、コンピュータ用語として広まったそうです。

 

7. Spam(スパム)

受信者の意向を無視して無差別に大量送信される、迷惑な電子メールやメッセージのことです。スパムメールって聞いたことありませんか。
この名前の由来ですが、元は缶詰の「SPAM(スパム)」。
では何故スパムなのかといえば、これは70年代イギリスのコメディ番組『モンティ・パイソン』からきています。また出てきましたモンティパイソン。

 

8. Daemon(デーモン)

コンピューターの裏側でコソッと動いている"裏方のプログラム"のことです。
・一般的なイメージ
「デーモン」と聞くと"悪魔"を想像しますが...

・本当の由来
ギリシャ神話に登場する精霊「Daemon(ダイモーン)」から

・その役割
人間の目には見えないけれどもこっそり手助けをしてくれる存在

由来はギリシャ神話に登場する、人間の目には見えないけれどもこっそり手助けをしてくれる存在「Daemon(ダイモーン)」という精霊からきています。表には出ずに、影で働く役割がぴったりだったのですね。

 

9. Phishing(フィッシング)

偽物のメールやサイトを使って、個人情報を"釣り上げる"詐欺のこと。いわゆるフィッシング詐欺です。
この名前はまさに「fishing(釣り)」から来ています。
fがphに変化しているのは"phreaking"(音声によって電話網を意図的に誤作動させる不正行為)からの類推であると考えられています。ハッカー文化の遊びからこうなったのですね。

 

10. Bluetooth(ブルートゥース)

スマホやイヤホンをワイヤレスでつなぐための技術です。"青歯"なんて言われもしますね。
・10世紀の北欧の王様
「ハーラル1世」のあだ名、「青歯王」(Bluetooth)から

・青歯の理由
ハーラル王には神経が死んで青黒い灰色をした死歯があった

・名前の意味
「いろんな国をまとめた王様=いろんな機器をつなぐ技術」という意味が重ねられている

・ロゴの秘密
北欧の文字(ルーン文字)を組み合わせて作られている

 

裏話から入ると楽しく学べる

IT用語って難しそうに見えますが、その名前の理由をたどってみると意外とユニークで、人間味にあふれています。開発者の遊び心やちょっとしたジョーク、歴史的なエピソードが詰まっていると知ると、普段使っている技術も少し親しみやすく感じますよね。
IT用語の由来、いかがでしたか?これからも身近な技術の面白い背景を探してみてください。

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